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ドライブとコンピューター、ウン十年前の話

先日購入したばかりの軽自動車で外出の際外出先が初めてで、不慣れな土地だったのでカーナビを使ったのですが、不意に昔のことを思い出してしまいました。

当時は、カーナビが登場してからまだそれほど時間が経っておらず、精度がイマイチの時代でした(歳を推測しないように)。

身のまわりではカーナビの装備率がまだまだ低く、私は、自分の車に装備したカーナビの動作を見たいがために休日は頻繁にドライブしていました。

それも遠方に出掛ける訳ではありません。自分の馴染みの土地のカーナビの地図を見るのが、何だか楽しかったので生活圏内をグルグルドライブしていました。

そしてある日、懲りもせずカーナビの挙動を見るためだけにドライブしていたのですが、可笑しなことに気付きました。

私の住んでいる地域には、メインストリートと呼べる街道が二本あります。

最終的には合流して一本になりますが、数kmは平行に並んでいます。

その時私は北側の街道を走っていて、当然カーナビの表示でも北側の街道を走って…いませんでした。

実は最初の内は気付いていなかったのですが、違和感が大きくなっていき、赤信号で停車したときにまじまじとカーナビを見つめて確信、「カーナビがおかしい!」と。

その頃の私は機械というか、コンピューターという物に対し漠然とではありますが、絶対的な信頼を置いていました。

曰く、「コンピューターはミスをしない」という盲目的な信頼です。

もちろん今ではそんなことはありませんが、当時の私は軽いパニックです。

当然(でもないですが)ドライブは続けられません、急いで帰って購入したディーラーに連絡、馴染みの営業さんを呼び出しました。

今思うと営業さんに迷惑かけたな、と思いますが、当時はそれどころじゃなかった、当時のカーナビはかなり高価でしたし。

色々と営業さんと話をして、「そういうこと、ありますよ」と苦笑いの表情で言われました。

街道間の距離は狭い場所でも数百m、現在のカーナビならそう滅多に起こりませんが、(当時の機器なら)環境次第で起こりうる現象、と説明されたのです。


取り敢えず機械の故障とか初期不良の線は消えたのですが、私のコンピューター信仰も消えました。

コンピューターが発達した現在は、バグ等の動作不良は逆に身近になりましたが、当時は少なからず衝撃でした。